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本日は、建物の「解体工事例」をご紹介させていただきます。
先日、伊予郡松前町西高柳にて建物の解体工事を行いました。当社にてお預かりしていた物件でしたが、この度、建物を解体する運びとなりました。更地渡しを条件に販売しておりましたので、当社にて解体工事をさせていただきました。売主様、買主様ありがとうございました。
こちらが解体前の様子です ↓
建物の登記がされていなかったので築年数はわかりませんが、土壁を使った平屋のお住まいです。構造は木造瓦葺です。現場には、建物以外にも駐車場部分のアスファルト舗装や植栽などもあり、これらも解体にあわせて撤去しました。
まずは足場の設置です ↓
ゴミや破片が周辺に飛ばないように取り付ける養生ネット用の足場を設置していきます。
足場の組み立てに際して、屋根が飛び出しており邪魔になったので、先に一部カットしました。
次は養生ネットの設置です ↓
今回、現場の東側と北側にお住まいが建っておりましたので、解体中に発生するゴミや破片が飛ばないよう、東側と北側に養生ネットを設置して解体作業を行いました。写真は、瓦の撤去中に撮影したものです。
足場の設置と同時にサッシを取り外します ↓
今は、分別しながら建物を解体する必要があり、建物にある全てのサッシ(窓)を取り外し分別していきます。この他にも、瓦、タタミ、塩化ビニール系の物、可燃ごみ、不燃ごみ など分別していきます。
取り外したサッシです ↓
すでに、窓のガラス部分を取り除き、アルミの枠だけになっています。
次は瓦の撤去です ↓
瓦を取り除くと瓦の接着の使用した土と、その下の野地板が現れました。
同時に内部の建具などの撤去です ↓
建物の内部にある襖などの建具も撤去します。
重機の投入 ↓
人力による分別作業が終わったら、重機による解体作業に移ります。残暑が厳しく、乾燥し、ホコリが舞い上がりやすくなっていたので水をまきながらの作業となりました。さすがに、重機が入ると解体が見る見る進んでいきます。
土や木材の破材を撤去 ↓
概ね建物の解体が終わると、基礎の解体に移る前に土や木材の破材を撤去していきます。今回の建物は土壁だったり、瓦の接着に土を使ったりと、大量の土が排出されたので そちらを撤去していきます。
土と一緒に木材の破材なども撤去していきます。
その後、基礎の解体です ↓
基礎だけになったので、基礎の解体を行います。
その前に足場の撤去です ↓
基礎だけになり周辺にゴミや破片が飛び散る恐れがなくなったので養生ネットと足場を撤去していきます。
基礎の解体後の様子です ↓
破片が残っていますが基礎の解体は完了です。この後、細かなゴミや破片を取り除き、整地をして作業完了です。
整地後の様子です ↓
建物やアスファルト舗装、植栽も撤去され綺麗な宅地になりました。更地になると雰囲気がまったく別物です。見違えるようです。買主様の新しいお住まいができるのを楽しみにしております。
ちなみに、水道ボックスと最終桝です ↓
【水道ボックス】
【最終桝】
建物や植栽、土などが無くなり、水道ボックスと最終桝を確認できました。水道ボックスについては事前に確認できていたのですが、最終桝は確認できていなかったので見つかって ほっとしています。
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